久々・・人間ウオッチング~(^O^)/♪

雨の日は
“くぅ~~~
かったるいなぁ~~
晴れの日は
“こんなに気持ちの良いお天気の日に
なんで仕事に行かなきゃイカンのか~~
と、まぁ・・
どっちにしても朝はたいてい
ブツクサつぶやきながら
ダッシュで自転車をこいでいるんだけど・・

昨日は~~
ゴミ出しはあるわ
そんな忙しい時に限ってハッピー
予定外のところにう〇ちしちゃってるわ
おまけに遅刻しそうだからと
せっかく早道を選んで走っていたのに
ことごとく赤信号につかまっちゃうし~~~

なんなのさ~~~

と、赤信号でつかまった幾つめかの交差点で
ブツクサ度がマックスになりかかった時
頭の上から“いってらっしゃ~~~い”と
幼い女の子の声が・・・

明らかに自分にかけられた声ではないのに
道行く人たちは思わず上を見上げる。

その視線の先に3歳くらいの女の子の姿を見つけると
同じ交差点にいた人たちの目が
ふっと優しく穏かになった。

どうやら
出勤で駅に向かうお父さんを
ママと一緒にマンションの窓からお見送りをしているらしい。

“パパ~~
今日もねんねしないで待ってるから~~
早く帰って来てね~~!!”

“いってらっしゃ~~~い”



パパは何度も何度も振り返り
女の子も千切れんばかりに手を振りながら
“行ってらっっしゃ~い”を繰り返す。

とうとう姿が見えなくなったら
“あ~~~あ・・行っちゃったぁ・・”と
ママの胸に顔を埋めて心底寂しそうに呟く。


なんて
なんて
なんてかわいいの~!!



さっきまで誰もが
1秒でももったいないとイライラしながら信号待ちをしていたのに

働き盛りの若いサラリーマンは
空を見上げた後、自転車をこぐ背筋がピーン
頑張らなくっちゃと思いを奮い立たせてくれる
同じくらいの幼い子供のパパなのかな

初老のオジサンの口もとからは今にも
“ウホホ~~
ワシにも孫がいましてね~~
なんて言葉が出てきそう・・

隣にいたオバチャンは
誰に語りかけるでもなく

“子供って・・未来の分まで含めて
3歳までに親に恩返しをしてくれてるんだよね~~”と呟いていた。

この交差点で
この一瞬だけしかめぐり合わない人達なんだろうけれど

会話をしたわけでもないのに
それぞれの言葉が聴こえたような気がした。

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  女の子は
  小さな手のひらから
  たくさんの
  笑顔の種
  振りまいて
  いることを知らない。






小さな種は道行く人の胸に一瞬の花を咲かせてくれた。

それがどんな花だったのかは
それぞれの人に聞いてみないと解らないけれど

信号が青に変わって
思い出したようにダッシュで自転車をこぎながら

  “せっかく咲いた花がしおれないようにするにはどうすれば良い??

  “それにはブツクサと文句の雨を降らせないことかなぁ~~

なんてたわいないことを考えてるうちに
何だか今日という日、
今という時間が
とても愛しく感じられ
わけもなくジ~~ンとしてしまった。




このごろ
なんでもない風景や出会いに
ウルウルしてしまうことが多くなりました。

ドラマチックでもなく
刺激的でもなく
華やかでもなく

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見慣れた街
平凡に
繰り返される日常


なんでも
ないからこそ
心に深く
染み渡る。






震災後
原発事故後
思い知らされたこと

いつもどおりである、という事が
決して当たり前に
自分の未来に
繋がっているわけではないという事・・・