父のいた場所・・・

前記事に
たくさんの気持玉や
暖かいメッセージをいただいて
本当にありがとうございました!!



パソコンの前に座るものの・・

毎日は会えない父との繋がりが
このブログの世界だったので
色んな感情が押し寄せてきて

結局開かないまま・・
又閉じる

そんな最近でした。

ブログを始めて
最初の訪問者
父とか・・家族とか
身内ばかりだったのが

色んな方が遊びに来てくださるようになり

そんな状況を父は

転校して
その地の学校で友達が出来るだろうか~?
そんな感覚に似た思いで
私のブログを心配な気持で日々開けて

日に日に
言葉のキャッチボールが出来る方が増えるのを
とても楽しみに・・喜んでくれていて

まるで自分のブロ友のように

〇〇さんのコメントはいつもユニークだなぁ~
〇〇さんの言葉にはいつもジ~ンとするなぁ~
なんて語っていました。

その姿を思うと・・

今度は空に昇った父・母に思いを込めて

“こんなことがあったよ~!
“こんな所へ行ったよ~!”・・と

又、ブログを無性に書きたくなりました。

間隔は空くかもしれませんが
お返事も遅くなってしまうかもしれませんが

マイペースでブログを続けていきたいと思います。

これからもヨロシクお願いします~!!




父がいつもいた場所。

画像

   リビングのパソコンの前・・・

   背中を丸めて
   目を凝らしながら

   各地から届く様々なメールや
   息子、娘、孫、知人の
   近況やブログを
   しながら
   読んでいた。




時には日本を飛び出して
パソコンの中で
世界の何処かの誰かと
将棋の対戦をしてみたり

気になった事を
ネットで調べてみたり

だんだんと狭まっていた
外界との繋がりが途切れないように・・

晩年は父にとって
ドラえもんの何処でもドアのような存在だったパソコン。

使い始めて10年以上・・

機械というより
今や親友のような身内のような存在だった。

父の本当の姿、心の呟きを
一番良く知っているのは
もしかしたらこのパソコンかもしれない。

このパソコンが父にとって
心のより所であることを
認識したのはつい最近・・

何せ~~
10年以上も前のパソコンで
情報処理能力が恐ろしくのろくて
画面が出てくるまでイライラしながら待つ
(~~と言ってもイライラするのは私だけで
父はこのまったり感が又良いんだなんて
良く言ってました。)

私のブログもちょっと新しいものを
取り入れてアップすると
父のパソコンではフリーズしてしまったり
(ストーリーズは眺められるけれど
デジブックはフリーズしてしまってNGだったり~~

何で買い換えないのかなぁ~

年寄り特有の
単に“もったいない・・”だけなんだろうけどサァ~
それにしたって
古すぎるぅぅ~~~

新しいのにしたら
もっとスピーディに、快適に
パソコンライフを楽しめるのになぁ~
常々思っていたのだけれど

そんなある日
息子がパソコンを買い換える事になって

チャ~~ンス!
最近まで息子が使っていたのを
父に譲ろう~!

理系で昔から機械が大好きだったんだから
きっと喜んで受け取ってくれる!!

なんてルンルンと父に話を持ち掛けたら~~

なんと返事は
“いらない

~~~~???
何で???



息子にとってはもう古いって感覚のパソコンだけれど
10年以上使ってるお父さんのパソコンよりは
断然新しくて処理能力もアップして
もっともっと快適に使えるんだよ~~!

意外な返事に驚きとまどいながら
取り替えようよ~と説得してみるも

強硬にいらないと言う。

でもこのやりとりでやっとわかった。

“このパソコンはすっかり
手と頭になじんでいるんだ。

お母さんが亡くなって
関西で一人で過ごしていた頃から
このパソコンの前で
時間を過ごしていたから・・

今や身内みたいなモンだ

そっか・・・

単なる機械の一つジャンと
軽く感じていた自分の思いと

外界へのドアでもあり
対話の相手でもあり
ぬくもりや癒しの相手として捉えていた
父の思いと・・・

知らなかった
見えなかった
感じなかった

物への愛着の深さや
大きさを感じた。

新しいものが欲しい
スピーディに
より快適に過ごしたいと

誰でもが望むこと、物だと思い込んでいたけれど

使い慣れたもの
まだまだ寿命が感じられるものに対して
自分の老いの姿を重ね合わせるのかなぁ

そう言えば~~

良くワイドショーを賑わせる
“物が捨てられないお年寄り”
“ゴミ屋敷に住むお年寄り”なんて話題

インタビューされた方たちはいつもキッパリと

“これはゴミではありません!!”
“私の財産です!
宝物です!!”って言い張るコメントに

?????って思っていたけれど
何となく判るような気がする。

誰かが手を差し伸べてくれたなら
まだまだ使える物たち



だから
まだまだ見捨てない

年を重ねて
老いていく過程の中で
移ろい行く感情や感覚・・・

おぼろげに感じた出来事だった。


画像

   父の庭の花達の主役は
   薔薇・・紫陽花・・と

   主はもういないけれど

   ちゃんと順番に
   顔を覗かせて

   今はこの花がこぼれんばかりに咲いている。





花の名前に詳しくなくて・・
何の花なんだろう

聞いておけば良かったなァ~

“季節も
時間も動いてるんだよ!!

いつもどおりの・・
今までどおりの・・
日々を過ごしなさい”

そんな父からのッセージを
伝えてくれているよう・・・。